おすすめ

白鳥とコウモリ(東野圭吾)

久しぶりの東野圭吾なのかなぁ。新聞広告に大きく取り上げられているのを見て図書館で検索してみると…思った以上に分厚い小説が出てきた。一瞬、これ読むのにどれくらいかかるだろうか…と躊躇したくらいだ。ところが読み始めると先が気になる…ゴールデンウ...
ノンフィクション

世界中の子どもの権利をまもる30の方法

国際子ども権利センター 甲斐田万智子 編  荒牧重人 監修  こどもの権利条約について知りたくて、図書館で探して読んでみました。世界中で子どもが強制労働させられたり、食べられなかったり、差別されたりしていることは想像できました。ところが日本...
小説

板上に咲く(原田マハ)

芸術に興味はない…けれど、原田マハの小説を読むと、見てみたいと思う。作品の向こう側にある物語が面白い。青森弁は読みづらい(笑)。 棟方志功という名前はなんとなく耳にした事がある。しかし、作品を見たことはない。ゴッホに憧れて画家を目指して、自...
ノンフィクション

サピセンス全史 (ユヴァル・ノア・ハラリ/柴田裕之訳)

勧められて手に取った本である。文庫本が世の中には出回ってりるが私は図書館で厚いハードカバーを借りてきた。上下巻に分かれた2冊は2016年に初版が発行されている。 これまで私たち人類が地球上でどのような進化や発展をしてきたかは、学校の歴史の授...
おすすめ

風神雷神(原田マハ)

一枚の絵がある。その絵を見て、何を思うのだろうか。私は、いろいろな美術館に行って、有名な絵画を見ても…つい素通りしてしまう。絵画や芸術というのに、あまり興味がないのである。自分自身それがとても残念。 しかし、今回も原田マハの物語には魅せられ...
小説

まず牛を球とします。(柞刈湯葉 いすかりゆば)

すごい題名の本だ…。そして、あとがきまで読んで作者が女性だと知る。SF小説の短編集であるが、その領域はかなり広い。歴史的なことにSFが混ざるのは、僕はとても読みやすかったし、状況を思い浮かべながら読むことができる。ところが、「まずは牛を球と...
小説

猫のお告げは樹の下で (青山美智子)

言葉って、いろいろな解釈があります。今回は猫のお告げをタラヨウと言う樹の下で受け取る物語。その人にしか見えないたった一つの単語がお告げ。数文字の単語がキーワードになって気づきを与えてくれる。そんな短編をいくつか組み合わせて、一つの物語になる...
ひとりごと

今日で最後かなぁ

技術の教員免許を取ろうと思い行動し始めて間もなく2年になる。職場で翻弄されながらも、ようやく大学に行けるようになってから1年半が過ぎた。昨年度の後期から始まり、3期の間に何とか全ての単位が揃えられそうである。そして、近隣の大学では取れなかっ...
小説

旧友再会(重松清)

重松清の短編集とはいっても、「あの年の秋」「旧友再会」「ホームにて」「どしゃぶり」「ある帰郷」の5話が収録されていて、そのほとんどは「どしゃぶり」であった。テーマは仕事をリタイヤしようとしていたり、故郷への帰郷であったり、実家仕舞いや別れと...
おすすめ

鎌倉うずまき案内所(青山美智子)

令和5年の最後に手に取った小説がこの「鎌倉うずまき案内所」である。そして、いつの間にか年は変わり、令和6年の最初に読み終えたのもこの小説となってしまった。この小説を手に取って、読んでいる間にいろいろあったのは間違いない。 たくさんの短編小説...
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