改革

エッセー

 柔道日本代表監督井上康生の本である。メダルゼロで終わったロンドン五輪から、全階級メダルを取ったリオ五輪。根性主義というか、とにかく練習量をという、気合いの篠原から引き継いだ監督としての取り組みである。

 一つ一つの文は簡潔である。そんなわけでとても読みやすいが深みに欠けるように感じた。名選手は名監督とはなれないと思うが、井上康生の学びへの努力は現役時代と変わらないのかもしれない。

 イギリスでの指導者としての留学や海外選手、他競技からまなぶ姿勢はさすがである。その上で人情味あるその人柄はやはり柔道家として尊敬できる。彼は僕と同じ年。

 なにやってんだろう僕は…。

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