いじめをやめられない大人たち(木原克直)

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NHKの番組デレクターの著書である。特番が新書にまとめられたと言う方が正しいかもしれない。

いじめ…その法的な解釈はとても曖昧である。学校でもいじめの定義がようやく一般化してきたが、その行為の一つ一つは犯罪である場合も、法的には犯罪とはならない場合もあり、様々である。そして、今回のテーマは職場である。社会人になり、それでも人間関係が問題となる。どんな仕事であれ、やはり根本には人間関係がある。

職場では、学校のように先生が見ているわけでもない。むしろ…上司や先輩が行うことも多いという。そして、会社は利益を追求するがゆえに、その事実を放置したり、関知しなかったり…。

いろいろなケースの労働問題であり、いじめが紹介される。はぁ、確かに近いことはあるよなぁと思うことも多い。読んでいて驚かされるような事実がないことが、逆に残念な気持ちになる。

このいじめという問題、果たして解決策はあるのだろうか。パワハラなどの、定義をつくっていじめを法的に阻止しようとすることで起こる問題もある。人が集まれば問題が起こる…その問題を解決する方法を学校教育で学ばせて社会に送り出したいと思うが…。

一冊の本としては字も大きく行間もあり、すらすらと読める本であったが…。読み終えてスッキリするような内容でもなかった。

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