丘の上の賢人 旅屋おかえり(原田マハ)

小説

こんな仕事あったらやりたいなぁ…と思うのが旅屋。他の人の代わりに旅してくるわけだけど、現実にはとても難しいお仕事ですよね。求めに応じた旅をして、頼んだ人が納得するようなお土産が必要なんだから。

さて、旅屋おかえりを以前に読んだことがあるので、またちょこっと人情を感じながら旅のお話を読もうと思って、手に取った。ところがなかなか旅に出ない(笑)。旅に出たらそこからはわりと展開が早い。北海道の丘の上で人を待ち続ける男性は誰なんだろうか、もしかして私を待ってくれているのでは?ということなのだが、なぜか自分ではいかないのである。まぁ、そんな普通じゃないことがあるのが小説ではあるけれど、旅の部分を期待してた読者としてはちょっと物足りないのだ。

ページはまだ残っているからここからもうひと展開くるのかな?とおもいきや、違う物語…エッセイかなぁ、旅行記が始まる。まぁ、最後まで楽しく読み切ることはできたけど、もっともっとと思う自分が本を閉じる。

あぁ、旅したいなぁ。原田マハ自身も旅好きであちこちに旅してるというが、小説家は物語を書く場所は選ばないわけなので羨ましい。僕もそんな場所を選ばない仕事ならば、もっと旅ができたのになぁ。と、叶わぬ思いを感じるのでした。

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