勝利を呼び込む身体感覚の磨きかた

How to

 怪我をすると自分の動作に問題があることがわかる。ちゃんとした病院に行くと、理学療法士や作業療法士が教えてくれる。そのリハビリはイコール、トレーニング。

 でも、そうしているうちに痛みは消える。なんとなく言われたことをやっているうちに、動作が変わっているのだろうが、それは本人には漠然としかわかっていない。

 さて、そういうことを経験してくると、自分の動作についてもっと知りたくなる。

 そんなことから、今回この本を手に取ったのだが、肩甲骨の使い方や、股関節の使い方について多く書かれている。が…言葉で内旋外旋、内転外転と言われてもちんぷんかんぷん。読みながらできる範囲で、ごそごそ動いているから周りにいる人は「こいつ何やってんだ?」というように見られているんだろうな。

 しかし、写真をどう駆使してもやはり理解ができないことが多い。身体感覚を言葉にするとは本当に難しいことだと思う。著者である小山田さんも本書の最後にそこを指摘している。

 動作に興味を持ったほうが、一つ一つ聞いてくれないと教えようがない。教えたところで全く理解されない。だから相手に聞かれたことを答えながら反応をみるというようなことが書かれていた。一つの動作を覚えるのには毎日の生活の中で年単位のトレーニングが必要となる。

 それくらい、生まれてから自然に覚えた動作を修正するのは難しいのだろう。その自然の動作にしても誤ったものを身に着けた結果や、言葉での表現と動作が一致しないことから覚えたものが多いという。

 結構時間をかけて読んでみたものの、かなり漠然としたイメージがちょっとだけ垣間見れた程度だった。怪我をして初めて自分の動作に無理があることに気づき、ながいリハビリの中で修正していく。そのことを怪我したことのない若者に伝えても理解されない。

 結局、きっかけが本であっても、じっくり学ぶしか方法はない。一読しただけでは難しい。

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