娘に語るお父さんの歴史

小説

重松清の短い本でした。
スーっと入ってきます。
自分の歴史を子どもに話すときがいずれ来るのかな。
フィクションの物語とは違い自分を常に意識しながら読めるのが重松作品のように思います。
自分もいつのまにかアラフォーで、子供がいて自分の思っていた未来を生きているんだろうかな?
子どもに自分を語るときに何を話してやれるのかなぁ。
カズアキのように未来は幸せだからこそ一生懸命育ててると言えるだろうか。自分の幸せは自分で決めろと…。
言葉にならない心の言葉に共感できる。
そうこうしているうちにじいさんが引退し頼るとこもなくなり頼られるようになるのかな。役割が変わるが僕は変わっていくのかな。
歴史ってやっぱり難しい。(笑)

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