専門家として教師を育てる

教育

最近、教育の本をよく読む。
自分の受けてきた教育、関わってきた教育への反省である。
日本の教員養成は諸外国に比べてかなり質が低いらしい。確かに教育学部でなくても所定の科目をとれば教員免許が発行される。
人に教えることくらいそれで事足りるとでも思われているようである。しかし現実はそうではない。教師は医師や弁護士と同様に専門職である。
これまでの教員養成の歴史から現状、そして未来への提言が書かれている。グローバル化が進むなかで日本だけ遅れた制度や資質、授業方式が浮き上がり、大きな変化が求められているのであろう。
佐藤先生の本を何冊か読んでいるので同様の内容もいくつか見られたものの、この本では教員養成の在り方と言う方向からの指摘であり、予備知識としてこれまでの本の知識が活かされたと思う。

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