生きてるかい?

エッセー

 題名が気になって手に取る。お医者様で作家のエッセイ集だった。そして題名については、最初のエッセイで解説があった。他の女医さんから聞いた往診談から頂いたようである。浅間山や登山と自身のうつ病の経験から書かれた内容が多かった。普段の生活の本の一部を切り取ったようなそんなエッセイ。それにしても、南木佳士という作家の本を一冊も読んだことがないのは申し訳なくもある。芥川賞も受賞し、NHK番組の「ようこそ、先輩」にも出演された著名な方のようだ。作家にしろ、書かれた内容にしろ、まだまだ、知らぬことが多いことを自覚する。なんとなく読み進められる、そんなそんな内容の、お医者様のエッセイ集だった。「生きてるかい?」はどこへ…。

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