柔道 その歴史と技法

教育

 「柔道は負ける練習から始まる。」
 そんな話題で人と話しているときに、いつから受身の練習をするようになったんだろうという疑問がわいた。

 図書館に行くと、柔道に関係する本はあまりなく、その中でも答えをくれそうな本を探した。

 柔道の受身は1597年生まれの関口新心流柔術の流祖が猫の宙返りを参考にして屋根から落ちる稽古で体を守る方法を工夫したところが始まりのようである。

 柔道とは、加納治五郎が諸派の柔術やレスリングなどの格闘技を、体系的にまとめて体育として世に作り出したものである。その背景にある歴史的・文化的、思想が書かれた本であったので読んでいて、柔道の奥深さを改めて考えることができた。

 でも、受身の技術がどのように生まれ育ち、結果的に指導の中で重要視されるようになったのかはわからなかった。

 まずは受身から…その常識を変えれたらいいのになぁ。

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