読書記録

小説

未来

湊かなえらしい小説だった。いくつかのエピソードが一つになる。それぞれの視点があり、行ったり来たりする。途中、やるせない気持ちになるし、こんな強く生きれたらいいのになぁと思ったりもする。今回は未来からの手紙が届いたことから始まる。自分にとっては遠い世界の話だと思う虐待やいじめ…でも実際には思った以上に起こっているんだろうなぁ…ああこんな悲惨なことが実際にあるのかと、目を背けたくなるような内容で、でも怖いもの見たさで読み進める。
心理学

アドラーをじっくり読む

定期的にアドラーの本は必要である。「あぁ、こんなに大事なことを忘れていた」と改めて気づくことが多いからだ。 読んだときに、自分の状況に合わせて解釈した内容は、時間ともに状況とともに昇華されてしまう。そして、また同じことを場を違う形で読むこと...
小説

ドキュメント

湊かなえの小説、そう少し前に読んだブロードキャストに続く物語。放送部が全国大会を目指して、行くわけだが、そのために選んだ題材は駅伝。陸上部を目指して入学した少年はケガで放送部を選んだのだが、その駅伝をテーマにドキュメントを作ろうとしたところ...
小説

千里眼の復活

いつだろうか、松岡圭祐の千里眼シリーズを知り合いに薦めたことがある。何を読もうか迷っているなら読んでみると面白いと思う…。とでも言ったのだろうか。当の本人は忘れていた。ところが、ある時、「薦めてもらった千里眼に新しいのが出たんです」という言...
小説

ブロードキャスト

久しぶりに自分で購入した小説。最近は図書館で借りることの方が多い。湊かなえの小説を読むときは、今回はどんな展開でハラハラさせられるのだろうかと思いながらページをめくるのが楽しみである。 で、「放送部」の話(笑)。なんともモヤモヤする青春ドラ...
小説

52ヘルツのクジラたち

本屋大賞2021の話題の小説。52ヘルツのクジラの鳴き声は、海の中では仲間に届かないそうだ。僕には聞こえない声で助けてと叫ぶ声があるのだろうか。僕の声は人にちゃんと届いているのだろうか。いろいろなつらい過去をもつ人たちが、そんなつらさを声に...
小説

悪魔とプリン嬢

パウロ・コエーリョの小説。日本語に訳すときに表現が難しくなるのか。もともと難しく書いているのか…。なんとも読みづらい小説だった。 金がなければ起こらない問題を、自分のものではない金を自分たちのものにするために、一人の命を差し出すことに葛藤す...
心理学

脳のなかの倫理

認知神経科学の第一人者マイケル・S・ガザニガの本である。私たちは脳がその判断をし行動するが、実際に脳のどの部分がどのように働くのか。そして、科学と倫理と宗教の中で、私たちの責任や道徳はどのようにとらえられているのか。 ながーーーい時間をかけ...
小説

モダン

読書日和が続く今日この頃。こんな季節は芝に寝転がって読書を楽しみたいものであるが、年度の変わり目はそうも言っていられない。原田マハの薄い文庫を手に取った。 短編集である。キュレーターとしての経験を活かした作品である。リアルな部分が豊富なゆえ...
小説

カフーを待ちわびて

なんだろうか...読み終わった後に残るこの切ないような気持ちは。旅の道連れに選んだ小説。長い電車の中で読みながら旅をした。 今回の小説は沖縄の与那喜島を舞台にした、モジモジ男の恋の物語だった。不思議な女性、幸はなんともべっぴんさんで、そんな...
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