子どもの教育

心理学

アドラーシリーズの一冊である。

 学校と親に向けた内容となっている。子どもたちの誤りの多くは親の問題であることがが多い。しかし、その事が原因だと言っているだけでは改善されない。原因を理解した上でそれからどうするのかということが大切である。教師は親を否定せずに、子どもたちの謝った対応を改善していかなければならない。

 その方法は、子どもが自ら変わろうとする姿勢を勇気づけることが必要となる。

 子どもたちの身に付けてきた社会に対する誤った見方を、罰ではない方法で変えていく。個人個人に合わせた対応が必要である。教師が教育のプロとして生徒と向き合うことの大切さは時代を越える。

 一つ一つの内容に納得しながら読み進めることができた。ただ具体的に目の前にいる子どもに応用しようとするときに、自分の感情やスキルがとても大切であり難しい。

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