一人っ子同盟

小説

 何かすごい事件が起こるような物語ではない。でも、考えてみれば僕たちだって毎日が事件の少年だった。身近でいて、なんとなくほっこりして、素直じゃなくて、むず痒い…一言で言う重松清らしい物語だった。

 こういう何か謎が解決されるわけでもない団地の、しかも昭和の物語がすごくしんみりしっくりくる。結婚も離婚も、死も、子ども目線で見てくれるというか、うちの子も、今そういう風に思っている時期なんだなって教えてくれる。

団地って…今、どうなんだろう。
難しいんだなぁ。団地住まい。
一人っ子の気持ちや繋がり。
自分の体験にない、疑似体験。
やっぱり重松清はさすがです。

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