豆の上で眠る

小説

やっぱり読書はこうでなくてはいけない。
読み出すといつの間にかページは進み、あとこれだけなのに終わっちゃうのか?と思わせる。
湊かなえらしさも十分に備えているのは、過去と現在が突然のように交差するからである。
姉は、幻想?それともメールは本物?なんて思うと、いつの間にか終盤となっている。
フィクションであるのはわかるが、どこかで聞いたような事件が顔を出す。
そうやってフィクションと現実の境目もなくなってドキドキしながら読み進んでしまった。
夏に停滞した読書は、ここから先に進むはず。

コメント

タイトルとURLをコピーしました