先日、脳科学者である毛内さんの講演を聞く機会があった。その後に、図書室で毛内さんの本を勧めてくれる司書がいたので借りてきた。やっぱり読むよりも聞く方が楽だなぁと思いながら、この話してたと振り返りながら読み進めることができた。新書で重量も内容も重くなく読みやすい本であった。読書をしながら読書のことを考えるのはなかなか面白い機会であった。
読みながら感じたことは、読書はその時々の課題を解決するヒントをくれるということだ。読書について、自分との対話をしながら疑似体験をして、内省したり会話したり…そういう活動は受動的に受けている講演会とは違うというのはよくわかる。
脳科学を交えながら読書に関わることを読み解いていくわけだが、体験的に感じていることを説明してくれているので、そりゃそうだと思ってみたり、確かにそういう経験があるということが出てきて面白い。
これからのどうなるかわからない社会の中で、読書を通した学びがとても大切であることがわかる。確かに、一人の人間が経験できることは限界があるが、物語を読む中でおこることを疑似体験しながら、自分ならと考えることで、実際の社会の中で必要となる共感や精神的な自由、創造力を身に付けながら、ストレス緩和にもなり、レジリエンスを高めることにつながっていく。
最初は、「あぁこの前、聞いた話だなぁ」と思いながら読み進めていったが、最後はとっても満足な読書となった。
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