自分を動かす習慣80のヒント集　（張替一真）

　図書館を歩いていて、ふと目がとまり、なんとなく気になって、中も見ずに借りてきた本です。こういう自己啓発の本を手に取るなんて…最近なかったかもしれない。導かれていたのか、それとも、自分の気持ちが落ちていたのか。

　こういう本は大抵、書いてあることは似たようなことである。今回の本も、どこかで聞いた様な…、そういう見方があるのかぁと、感心する本であった。それも、一つずつがとても簡潔で、メモを取らないないなら、すぐに読めてしまう。イラスト入りの見出しを読んでなんとなくわかった気になって、説明をザっと読んでいては、ぱらぱら漫画みたいに終わってしまうので、やっぱり自分の解釈やら、こういうことは、どんな本で読んだかなぁと考えながら読み進めた。

　いつも見えていることが、ちょっとしたきっかけで見方や捉え方が変わる。自分を変えたくて手に取る本ではあるが、自分が変わろうとしなければ何も変わらない。自分が変わるというのは、意識することが重要である。無意識に続けている「悪い習慣」を意識することで「良い行動」に変化させて、意識して継続すると、「良い習慣」に変わる。そのための方法、というか、意識の仕方のヒントがたくさん書いてある本だった。

　こういうさらっと読める本を読んでみるのもたまには良いものである。