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黄砂の籠城

松岡圭佑の歴史小説である。1900年の中国。各国の公使館を舞台にした戦闘を描いている。こんなことが起こるかなぁと思いながらのめり込んでいく。絶対的な劣性から一つ一つ課題を乗り越えていく。これがなかなか面白い。日本人の真面目さと勇敢さと、何よ...
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蜜蜂と遠雷

結構な時間をかけて読んできた。さて、なぜこの本を手に取ったのか、覚えていない。ピアニストたちのコンクールの話であるが、音楽の才能0な僕には読み始めるまでのハードルが高かった。 読んでいくとこれがなかなか面白い。ピアノの音をどう表すのか…その...
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八月十五日に吹く風

薦められて手に取った本。戦争の内容である。史実に基づい書かれている。ただ、それを疑うくらいの内容だった。敗戦色が濃くなりつつある終戦の二年前。敗戦色が強くなって2年戦ってきたということにも驚くが、人命を優先し、奇跡のように5,200名の命を...
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荒神

新聞広告に載っていたのを夏の読書にと思って購入したが、読み終わったのは秋を感じる頃になっていた。歴史的な物語だと思って読んできた、すると空想上の化け物が登場するファンタジーだった。僕の読書は普段自分の現実と行きつ戻りつしながら読むので、あま...
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一人っ子同盟

何かすごい事件が起こるような物語ではない。でも、考えてみれば僕たちだって毎日が事件の少年だった。身近でいて、なんとなくほっこりして、素直じゃなくて、むず痒い…一言で言う重松清らしい物語だった。 こういう何か謎が解決されるわけでもない団地の、...
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豆の上で眠る

やっぱり読書はこうでなくてはいけない。読み出すといつの間にかページは進み、あとこれだけなのに終わっちゃうのか?と思わせる。湊かなえらしさも十分に備えているのは、過去と現在が突然のように交差するからである。姉は、幻想?それともメールは本物?な...
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水鏡推理5

今回は読みやすかったですよ。やはり眠気が襲うのは特定の小説かなぁ。(笑)異動先での新しい展開。不妊症や核分裂が登場するが、最初に現れた問題とゴールが違うのも松岡圭佑らしい。最終的には期待を裏切らない。皆を悪者にしないところがいいですね。ある...
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ドグラ・マグラ

人から薦められたわけでもないけれど文庫の表紙から内容はどんなものかと聞かれて...読んでみたが...。 感想を一言で言うなら、なんだこりゃである。 精神病についての見解が並べられ、確かに...そういう見方もできると思うが、どこまでも何を言い...
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山女日記

湊かなえもこんな小説書くんだ。と言うのが最初の感想。山に登りたいともに思わない僕に...山に登るのも楽しいのかもと思わせる。何かに挑戦するのには考える時間がある。山に登る理由があるのかもしれないし、挑戦するなかで自分に向き合えるのだろう。か...
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疾走

にんげんの弱さ、にんげんのの汚さ、にんげんの純粋さ、にんげんの醜さ、にんげんの…。多くのにんげんを、ここまで書くかと、気持ち悪くなるくらいに不幸にえげつなく、こんな物語を読んでいく自分は何者なんだろう。 読み終えて残るのは物語で、フィクショ...
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