小説

一人っ子同盟

何かすごい事件が起こるような物語ではない。でも、考えてみれば僕たちだって毎日が事件の少年だった。身近でいて、なんとなくほっこりして、素直じゃなくて、むず痒い…一言で言う重松清らしい物語だった。 こういう何か謎が解決されるわけでもない団地の、...
小説

豆の上で眠る

やっぱり読書はこうでなくてはいけない。読み出すといつの間にかページは進み、あとこれだけなのに終わっちゃうのか?と思わせる。湊かなえらしさも十分に備えているのは、過去と現在が突然のように交差するからである。姉は、幻想?それともメールは本物?な...
小説

水鏡推理5

今回は読みやすかったですよ。やはり眠気が襲うのは特定の小説かなぁ。(笑)異動先での新しい展開。不妊症や核分裂が登場するが、最初に現れた問題とゴールが違うのも松岡圭佑らしい。最終的には期待を裏切らない。皆を悪者にしないところがいいですね。ある...
小説

ドグラ・マグラ

人から薦められたわけでもないけれど文庫の表紙から内容はどんなものかと聞かれて...読んでみたが...。 感想を一言で言うなら、なんだこりゃである。 精神病についての見解が並べられ、確かに...そういう見方もできると思うが、どこまでも何を言い...
小説

山女日記

湊かなえもこんな小説書くんだ。と言うのが最初の感想。山に登りたいともに思わない僕に...山に登るのも楽しいのかもと思わせる。何かに挑戦するのには考える時間がある。山に登る理由があるのかもしれないし、挑戦するなかで自分に向き合えるのだろう。か...
心理学

子どものライフスタイル

アドラーセレクションの一つ。しかし、面白くなかった。というのも、ケースについて具体的に一つずつ書かれているが、論文のなかのケースのようで、子どもを想像できないし解釈の仕方についても、一つのみかたではあるが、継続的なものではない。とても読み進...
小説

疾走

にんげんの弱さ、にんげんのの汚さ、にんげんの純粋さ、にんげんの醜さ、にんげんの…。多くのにんげんを、ここまで書くかと、気持ち悪くなるくらいに不幸にえげつなく、こんな物語を読んでいく自分は何者なんだろう。 読み終えて残るのは物語で、フィクショ...
心理学

教育困難な子どもたち

アドラーのシリーズである。訳が読みづらいところもあるけれど、やっぱり勉強になる。子どもは悪くない、大人の関わりで変化は起こる。共同体感覚をいかに身に付けさせるかということが大切である。子どもに厳しく接するのではなく、同じ目線にたち理解してや...
小説

痴人の愛

明治の文豪、谷崎潤一郎の小説である。人の薦めで読み始めた。薦められたわけではなく、この作家の小説をよく読んでいたと聞いたので、僕も読んでみました。 最初は読みづらかったものの、中盤からは文体に慣れたのか、読み進めれるようになった。内容は…ま...
小説

虚ろな十字架

東野圭吾の小説です。なんとも後味が悪いです。子どもが殺されます。自分が親であれば嫌な思いをします。女性も殺されます。原因は若い男女の恋物語の結果ですが...。もっとハッピーエンドで終わらない小説でした。東野圭吾もこういうのを書くようになった...
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