64

小説

わりと時間をかけて読んだ本。
電子書籍で読んだので出かけるときの電車の中が多かった。
この64という言葉になじみの深い思いがあって読み始めた。
そして物語の中では昭和64年。
少女誘拐事件から14年たち時効を間近に控えた頃の物語。
とはいっても今の時代では凶悪犯罪への時効は無くなってしまったんですよね。
自分の娘の家出と無言電話、そして14年前の事件と警察とマスコミこういったものが絡み合いながら物語りは進んでいく。
読んでいてドキドキする展開である。
最後には思わぬ展開と結末。
結局娘は・・・という思いも残るがなかなか読みごたえのある物語であった。
電子書籍で買ったもののタブレットの液晶が割れて、この本を読み終えるまでは頑張ったが結局は修理に出してしまった。液晶割れは無料保証対象外だそうです。涙。
そんな物語とは関係のない話になってしまったが、さてさて、我が64メンバーは如何に過ごしているのやら。決して誘拐捜査班ではありません。
ただしかし、さまよえる子羊たちであることは間違いない。
組織として隠蔽しなくてもいいように結果を残してほしいのは我が64たちである。
よくわけのわからぬ感想になってしまったが、読み進めながら物語と平行して気になってしまうのこの物語の題名だから仕方ない。
夏ももう終わってしまう。時効間近と気持ちも同じか・・・。

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