無知の壁

エッセー

養老孟司の自分の壁から次の壁を探してみました。
スマナサーラという方をまったく知らず、対談形式で書かれたこの本を手に取ったわけだけど、思いのほかヒットでした。
仏教の奥深さと現代科学とのコラボレーションです。
基本的には養老さんとスマナサーラさんの意見が一つに集約していく話が多いのです。
でも見てる角度は医学的現代的なことと仏教的ブッダ的(それは何的だ?笑)との違いはあるのです。
スマナサーラさんの言葉の一つ一つが心にしみこみ納得のいく話。
ついつい、次はスマナサーラの仏教講和の本を注文してしまうくらいです。
現代人が科学の中で楽をして暮らしているようで、その楽のせいで苦しみを感じている。
自分と言うのは作り上げられた意識だけであってそんな枠組みを持っているから人は苦しいなど・・・。
目からうろこと言うか心に一筋の光と言うか・・・。
読み終わった後に本を閉じて、つい手を合わせしましました。
影響されやすい自分に不安感。

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