ラストレター

小説

 好きだった人が亡くなるところから始まる物語。最初にハッピーエンドはありませんといわれてスタートしているように感じる。学生時代の恋人、それも別の男性との人生を選んだ女性を、求め続けながら小説家になり、その女性を追いかけ続けて、小説は売れず…。

 そんな小説家の恋の物語。

 恋物語は読んでいて、読む側にもいろいろな感情が生まれる。それでも、その相手はなくなってしまった。残された家族と、その妹を交えて、いくつかの話題が一つに集約されていく。きれいにまとまったなぁというのが読み終わった感想である。

 そして、恋人の残した遺書とは…。

 ある人に勧められた本で、、ここまで読んだよと話しながら読み進めていく作業がとても楽しかった。最後はあっさりと完結。この続きは…というよりも、物語に登場する題材となった元の小説を読んでみたいと思いながら…。

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