NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法

How to

 長い期間をかけて読んできました。ぐーっと訴えるところもある一方で、頭には残らないような淡々とした内容もありました。それでも自分の日々の生活の中で多くのヒントを残してくれた本だと思います。

 平行して読んだ小説もいくつもありました。そんな小説たちには優先順位を奪われてきたものの、長い時間かけながらゆっくり読んでいくに値する本だと思います。

 NVCとはノンバイオレントコミュニケーションのことです。

 読みながら人と話をする中で世の中に如何にバイオレントなコミュニケーションが多いことかと感じます。まさに北朝鮮と米国の行っていることはバイオレントコミュニケーションです。話が飛躍しすぎましたが、核を保有するかどうかという極論は身の回りには起こりません。自分の身の回りでは、自分が受け入れれないと言うことだけでバイオレントな関係を相手のせいにしてどれほど多く築いてきたのかを反省します。大切なことは感情と意見を分けて伝えることだと学びました。

 自分がしてもらいたいことを伝えるのであって、相手には強制できません。そして相手の話もそれに影響されることなく意見として聞き入れていけばよいともわかりました。アドラーが「相手の課題」といったのと同じかもしれません。

 人間関係を変えるためには自分を変えるしかないようです。自分を変えることができる人が世界を変えることができる。なんとなく理解できたように思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました