克己心で勝つ

教育

中学受験を主とする塾の学園長がかいた本である。
読んでみなと渡された本のひとつである。
これがとても読みやすいし、教育の大切なことが伝わってくる。
さすがに有名な塾の塾長である。
人や思想が仲間を集め、そういう組織が作り出すサービスを、親たちは受け入れる。
どこまでもプロとして仕事にこだわるのは職人のようである。
そしてやはり克己心。
身近な方に克己心を座右の銘とする方がいるが、その方も違う道ではあるが大変有名な先生である。
この本からの一文に王陽明の言葉が取り上げられていて、それに深く感銘を受けた。
「山中の賊を破るが易し、されど心中の賊を破るは難し」である。
まさにその通り。
自分の弱さと向き合いながら成長を促す。それも小学生にである。
まだまだ足らぬところばかりと恥ずかしくなる思いがした。

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