定本 本田宗一郎伝

ノンフィクション

図書館を何気なく歩いていると、なんとなく本田宗一郎について調べたくなった。
新聞のコラムで見かけたからだと思う。
いくつかあるなかでも厚めの本を手に取った。
本田宗一郎の生い立ちからの生涯が書かれていた。
その生き方とはまさに昭和の男である。豪快であり、その一方で真面目で頑固。そのくせ精神面は敏感で悩みやすい。
職人気質のエンジニアはお客様を大切にするが、身内に厳しく納得するものでなければ世に出さないし、レーシングにかける思いもすごい。
発明家で何でも必要なものは作り出す。理論にこだわり一歩も引かない。頑ななエンジニア。
心の震わせる言葉をいくつも残し、影響されやすい僕は周りの人にホンダのすごさを話す。正しいと思えば政府ともやりあう辺りはトヨタなんかとは違う。そんなようなことをトヨタ系の人に言うと、影響されやすいですね。次は豊田佐吉について読んでみてはどうですか?と薦められた。
そりゃごもっともということで、この次は豊田佐吉の本を借りて来ました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました