逃げる力

エッセー

 こんな本を手にするときはろくなことはない。自分がつらくて手にしてみて、プツンと音をたてて切れた糸。

 逃げるが勝ちと言いながら、逃げたらあかん時があると、矛盾したページあり。逃げてもいいんだと思いながら、ギリギリのところで、裏切られたような思いである。挙げ句の果てには、国家間の話にすり替えて…そんなんどうしようもなかろうに。
 
 結局、何が言いたいんだろ。逃げたらいいやんて最後まで書いてくれよ。真面目に考えてる人こそ、ここは逃げたらいかんところかもしれんて…。ない力振り絞り出すやんか。自分が…どうしていいかわからない。
 
 まぁ、なるようになるし、なるようにしかならん。本のせいにしても仕方ないかぁ。さて、明日からどう生きようかなぁ。

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