希望の地図3,11から始まる物語

小説

久しぶりの重松清でした。
今回は小説というよりもドキュメントかな。
希望と夢の違いを考えさせられました。
ちょうど近くに受験を控えたこどもがいました。
彼らに希望について考えさせることができたかな
不登校の少年と被災地を回るなかで、ハッピーエンドにしないところが重松らしい。
しかし、実際に震災にはハッピーエンドはないのだろう。
東日本大震災のあとに阪神淡路大震災の復興についてきくと、そちらはもう終わってるでしょなんて思っていたけれど、復興や人々の悲しみは終わることはないんだろうな。
ゆっくりと時間をかけて読みました。
この複雑な気持ちが、いつの間にか消えてなくなるのだろう。そこが実際に経験した人や見た人との決定的な違いなのかもしれない。

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