電気工学のテスト

技術の免許を取るために

 高校物理のテストと言っても過言ではない試験がありました。これまでの15回の講義も、毎回の課題は他に類を見ないほどに多く、問題解いたり、レポート書いたり、実習したりとしてきました。そして最後は高校物理の試験…。似たような公式がいっぱい出てくるのです。インピーダンスとかインダクタンスとか聞いたこともない言葉やら、FとかBとかCとかμやらσやφやωも…etc.どの記号が何だったのか…。年老いた私の脳はかなり疲弊していて、暗記に適していません。昨日やったことどころか、午前中に覚えたことが…いや、一つ前の問題で「よしこれは覚えた」と思った問題を次の問題を解いているうちに忘れていくポンコツなのです。よくわかったことは、こういう勉強は若いころにみっちりやっておくべきだったということです。

 この1週間をフルに使って何度も問題集を解きました。一冊の問題集から数字も変えずに出されるということで、何度も繰り返しやったわけです。ところがそんな時に限って先週末にはお通夜とお葬式があり、学習時間をとることができませんでした。そんなわけで、交流電源のところはほとんど覚えることもできずに、テストを迎えることになりました。

 最後の最後の時間まで公式を口ずさみながら、いよいよテストを受ける時間になり、電卓を出すと…まさかの「関数電卓は使えません」の一言。「????」。「使えないのはスマホなどの通信機能のあるもので、関数電卓は使えると書いてあったので、このために買ったのですが…。」残念ながら利用不可でした。要項をよく読んでみると…「ルール、2つ以上のメモリー機能のある関数電卓、通信機能のあるスマホなどの計算機能は利用不可」こんなような文章だったのですが、私は前半の文章を後ろの文章が補足していると思ったのです。確かにもう一度読んでみると両方ダメだと読めますね。思い込みが激しいのも、年のせいかしら。

 まさかの展開で始まったテストは、少数の計算を紙に書いていやることになり…。問題は覚えているけど、解答の仕方がなかなか出てこない。焦りながらそれでも何とかやってきた問題はそれなりにできたと思います。1問はどうしても思い出せずに最後までブツブツ言いながら考えてもわからず諦めました。ここだけ読んでいるとできたように思われそうですが、最後の交流電源は覚えてもないのでやれてません…。ギリギリまで時間を使って、絞り出すだけ絞り出して…あとは奇跡が起こることを願って試験終了です。

 結果がいつ出るのかわかりませんが…。私の中では五分五分。とりあえずはしばらくこのことは頭から外に追い出して、明日からは先週から溜めてきた仕事をやることにします。

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